酵素で美しく健康的にダイエット

近年、女性誌などでも多く取り上げられ、
一大ブームとなっているのが酵素です。

美容と健康に欠かせない酵素は、
代謝を上げる作用があることから
ダイエットにも最適といわれています。


美しく健康に痩せるために、
ぜひ酵素を日常の中にとり入れてみましょう。

 


酵素を積極的に食べよう!

酵素は、私たちが生きるために必要なさまざまな「化学反応」を
体内で起こしてくれる、非常に重要な存在です。


酵素がなくなれば命が尽きるともいえるほど、
生命活動にはなくてはならないものです。

 

大きく分けると「代謝酵素」と「消化酵素」があり、
前者は体が正常にはたらくために、後者は食べ物を消化して
吸収するためにはたらいています。

 

私たちは最初、大量の酵素を生まれ持ってきます。


赤ちゃんは酵素のかたまりともいわれますが、
加齢とともに徐々に減少していき、
しかも体内で新たに作り出せる量には限界があるのです。


そのため、外から摂取することが欠かせません。

酵素が含まれた食べ物といえば、基本は「生の食材」です。


加熱していない果物や野菜、またお刺身なども挙げられます。
新鮮であればあるほど、生きた酵素が豊富ですので、
ぜひみずみずしいフルーツやサラダを1日1回は食べましょう。

 

他にも、納豆やキムチ、味噌、ヨーグルトといった発酵食品にも
その名のとおり、酵素は含まれています。


特に味噌汁は具だくさんにして、1日1杯はいただきたいものです。

 


酵素風呂を利用してみよう!

酵素は食べ物からだけではなく、
実は肌からも吸収することができます。

酵素入りの化粧品なども売られていますが、
もっともダイレクトなのがおがくずを使った酵素風呂酵素浴)です。

 

エステやスパ施設の中にとり入れられていることもありますし、
専門のお店も全国に点在しています。


浴槽いっぱいに入れたおがくずに、酵素の原液を混ぜて自然発酵させ、
その熱で体を温める「お湯を使わないお風呂」です。


電気もガスも使わずに、その中は実に60~70度にもなります。

 

しかしおがくずは空気を含んでいますので、体感温度としては
少し熱めのお風呂と同じくらいです。


一度利用してみると、驚くほど短時間で多量の汗をかくことができます。

 

美肌になれますし、新陳代謝を高めるためダイエットにも最適ですので
近くにある人はぜひ行ってみてください。

 

ダイエットに最適?低カロリーな食品

ダイエットといえば、カロリー計算に励む人も多いと思います。
あまりがんじがらめに気にするのもストレスになってしまいますが、
できるだけ低カロリーな食材をとり入れるのは大切なことです。


ここでは、低カロリー食材として上位に
ランクインしているものをご紹介します。

 

■低カロリーな飲み物とは?

普段、何げなく口にしている飲み物にもカロリーはあります。

特に現代人は水を飲まなくなっており、味のついたジュースばかりを
飲んでしまう人も多いのではないでしょうか?

 

基本は水がもっとも自然な飲み物ですが、
それ以外で低カロリーなものを挙げてみましょう。


まずはお茶類です。

緑茶や煎茶、紅茶、麦茶などは、100グラムあたり
わずか1~5キロカロリーとなっています。


発酵した茶葉を使ったもの、つまり色が濃いお茶ほど
脂肪分解作用があり、ダイエットに最適です。

 

中でも0カロリーなのがウーロン茶や
プーアル茶、玄米茶、番茶、ほうじ茶です。


特にウーロン茶やプーアル茶などの中国茶は、
代謝を上げ、脂肪の吸収も抑えてくれることから、
ダイエットの強い味方となってくれるでしょう。

 

その他、コーヒーもブラックならほぼ0カロリーです。


コーヒーに含まれるクロロゲン酸には、
脂肪を燃焼させる効果があるため
実はダイエットに良いことが分かっています。


最近、その作用を生かした「痩せる缶コーヒー」も登場したほどです。

 

■低カロリーな食品とは?

低カロリーかつ栄養のとれる食べ物が、
健康的なダイエットには必須です。

 

まず100グラムあたり15kcal以下の食材としては、
もやしやキュウリ、小松菜、白菜、スッキーニ、青梗菜
、レタスなどが挙げられます。


つまり野菜なら、ほとんど低カロリーと考えて差し支えないでしょう。
ちなみにキャベツとレタスでは、レタスのほうが低カロリーとなっています。

 

また野菜のほか、めかぶやワカメ、昆布、海苔といった海藻類も
低カロリーかつ栄養の豊富な優秀食材です。


中でも「もずく」と、沖縄名産で有名な「海ブドウ」は
100グラム4kcalと、かなりの低カロリーを誇っています。

 

海藻類にはミネラルやビタミンのほか、ヌルヌル成分であるフコイダンが
含まれ、美容と健康に非常に良い食べ物です。

 

その他、こんにゃくやところてんも、もちろん低カロリー。


お肉類では、鶏のささみや胸肉、牛や豚なら
もも肉かヒレが比較的カロリーが低く、
ジンギスカンに使われるラム肉も脂肪分が
少ないことで知られています。

 

ふとももに効果的なダイエット法

多くの人が部分痩せしたいところといえば、ふとももです。


太ももには血管やリンパ管などの大切な組織が詰まっており、
それを守るために脂肪がつきやすいと考えられています。

しかし守りすぎるのも問題ですので、効果的に細くしていきましょう。

 

■太ももの前のほうに脂肪がついている

まずは、自分の太ももの脂肪のつき方を確認することから始めます。
姿勢を正して、椅子に深く腰かけてみてください。


その時、太ももの脂肪がどうついているのかをチェックしてみましょう。

膝の上にたっぷり脂肪がたるんでいる人は、
「大体四頭筋」という筋肉が弱まっていることが考えられます。

 

この筋肉が弱いと、膝まわりに脂肪がつきやすいだけではなく
関節炎を起こしやすくなってしまいます。


若いうちはともかく、加齢とともに階段の上り下りの時などに
膝の痛みを抱えることにつながりますので、しっかりきたえておきましょう。

 

エクササイズとしては、次のようなものが効果的です。
1.椅子に浅めに座り、太ももの間に本をはさみます。


2.そのまま本が落ちないように、両足をまっすぐ伸ばします。
3.10秒ほどキープ。これを5~10回繰り返しましょう。


ひざ周りの筋肉が刺激されるのを感じるはずです。

 

■太ももの裏に脂肪がついている

椅子に深く腰掛けた時、太もものお肉がペチャッと広がる人は、
裏側に脂肪が多い証拠です。


ここは大体四頭筋という筋肉をきたえることで、引き締めることができます。

 

1.両膝をしっかりつけて立ちます。

2.片方の脚をゆっくり後ろに折り曲げ、なるべくかかとがお尻につくまで曲げます。

3.10秒間ストップ。これを5~10回、両方おこないます。


ただし慣れないうちは、太ももの裏側がつりそうになることがあるため、
最初は様子を見ながらゆっくりとおこないましょう。

 

■太ももの脂肪が硬い

太ももは太いのに、椅子に深く腰掛けてもお肉が横に流れない人は、
脂肪が硬くなってしまっている可能性があります。

 

このような場合は、お風呂上りなどにマッサージして脂肪をほぐすことで、
落ちやすくなるでしょう。


なかなかほぐれない場合は、セルライトがかなりたまっているかもしれません。
エステなどで痩身マッサージを受けるのもおすすめです。

 

お腹回りのダイエット成功のコツ

お腹まわりのダイエットは、男女問わず切実な悩みです。

特に女性では、胃腸のほか子宮や卵巣などの
大切な臓器が詰まっている部分であるにもかかわらず、
骨がないために臓器を守るものがありません。

そのため、体は脂肪によって防御しようとするのです。


逆にいえば、ある程度のお腹の脂肪は体の
自然な自己防御といえるのですが、
明らかにポッコリしすぎているのは問題です。

効率的にお腹をダイエットするためのコツをご紹介します。

 

■ダイエット法は原因によっても異なる!

お腹のダイエットをするには、
まず脂肪のついた理由を分析することから始めます。


単純に皮下脂肪がつきすぎている場合は、
有酸素運動をおこなって脂肪を燃焼させるのが効果的でしょう。

ウォーキングやエアロビクス、水泳などがおすすめです。

特に下腹がポッコリしている場合は、実は便秘による場合もあります。

頑固な便秘に苦しんでいる人は、
食物繊維のほか、酵素をたっぷり摂取しましょう。

一時期ブームとなった「朝バナナダイエット」は、
お通じを良くする効果がありますので、おすすめです。


また骨盤がゆるんでいることでも、
お腹まわりに脂肪が乗りやすくなります。

骨盤を引き締めるストレッチや、
整体・エステなどで矯正を受けるのも1つの方法です。

 

■冷えはお腹ダイエットの大敵!

女性は冷えやすいといわれますが、
下腹部は特に冷えが起こりやすい部位です。

自分は冷えていないと思う方でも、
おへそから下に手をあててみるとひんやりすることはよくあるものです。


冷えているということは、血流が悪くなっている証拠ですから、
脂肪も燃焼しにくくなるどころか、セルライトがつきやすくなり
ますます痩せにくくなっていきます。


最近は冬でも、お腹や脚を冷やすようなファッションをしている女性が多いのですが、
女性は特に子宮まわりはしっかり温めましょう。

冷えは脂肪がつきやすいだけではなく、
不妊症の一因にもなりかねません。


夏もシャワーだけで済まさず、半身浴などでしっかり下半身を温めましょう。
体を締めつけすぎる下着も、血行を悪くすることから冷えの原因になります。


また余分な水分がたまっていることで、むくみから下腹部がふくらんでいる
人もいますので、リンパマッサージで老廃物を流すのも効果的です。

自分でもできますが、お腹まわりのリンパは複雑ですので、
専門のリンパドレナージュなどを利用するのがおすすめです。

 

ダイエットに効果的な骨盤矯正って?

骨盤とダイエットには密接な関わりがあることは、
女性なら誰もが聞いたことがあると思います。

産後の女性が太りやすいのも、骨盤がゆるんでしまうために、
脂肪が乗りやすくなってしまうのが一因です。


出産していなくても、日々の姿勢や歩き方などが原因で
骨盤がゆがみ、お肉のつきやすくなっている女性は多いはずです。

骨盤を正しい位置に矯正することで、
痩せやすい体を作りましょう。

 

■骨盤のゆがむ原因とは?

骨盤をゆがませる原因には、さまざまなものが考えられます。
脚を組むクセもそうですし、猫背などの姿勢の悪さも一因です。

また左右のどちらかにだけ重心をかけるなど、
体のバランスが悪くなるのも骨盤のゆがみにつながります。


さらに加齢や運動不足によっても、
骨盤を支える筋力が低下することで骨盤が開きっぱなしになり、
内臓が下がってきてポッコリおなかになってしまいます。


また出産はもちろん、O脚やX脚も骨盤をゆがませますし、
股関節のアンバランスも一因となります。

あぐらをかいて座った時、左右の開きに差があれば
骨盤がゆがんでいる可能性があります。

 

■整体やエステで骨盤矯正!

骨盤の位置を正常に戻すだけで、
一気にウエストが数センチ減る。

これはテレビのダイエット特集などでよく見られる裏ワザです。


姿勢を良くするだけで、下腹のポッコリを
ある程度解消できるのは本当です。

脂肪が減ったわけではありませんが、
見た目に大きな違いが出ます。


しかし自分で意識して骨盤や姿勢を良くしようと思っても、
ずっとキープするのは難しいでしょう。

そこで、整体やエステで骨盤矯正をおこなうのも1つの方法です。


プロの手技によって、少しずつ骨盤を調節していきます。
良いお店を選べば、無理なく骨盤のゆがみを修正することができます。

エステでは骨盤に圧をかけるマッサージをおこない、
整体ではさまざまなポーズをとりながら矯正することが多いようです。


また「2人でおこなうヨガ」ともいわれるタイの古式マッサージも
骨盤矯正に効果的といわれています。


女性なら一度は通って、自分の骨盤を
整えてみるのも良いのではないでしょうか?

 

簡単ダイエット、ものぐさな人におすすめです。

ダイエットしたいけれど、面倒なのは続かない…

そんなものぐさタイプな人には、日常の中で
簡単にできるダイエットが一番です。


「ついで」「ながら」にできるダイエット法をご紹介します。

 

■通勤途中やオフィスでできるエクササイズ!

特に夏になると、二の腕のたるみが気になってきます。
通勤・退勤時の電車待ち時間などを利用して、
バッグを使ったエクササイズをおこなってみましょう。効果は抜群です。


1.バッグを持ってまっすぐに立ち、持ったほうの腕を少しずつ後ろに上げます。

2.限界まで伸ばしたら、肩が動かないように固定してヒジから先を内側に曲げます。

3.曲げる、伸ばすを10回つづけましょう。左右いずれもおこないます。

バッグが重ければ重いほど、良い刺激を二の腕に与えることができます。

オフィスのデスクでこっそりできる太ももエクササイズもあります。

 

1.椅子の背もたれから背中を離して、お尻をやや浮かせるように座ります。
    両膝はこぶし大くらい空けておきましょう。

2.左右の膝と太ももがぴったり吸い付くように近づけていきます。
  特に内ももを意識しましょう。

3.そのままの状態で10秒キープし、5~6回繰り返します。
  背中がだんだん丸まらないよう気をつけてください。

 

■深呼吸ダイエット

さらに簡単なのが、正しい呼吸をすることです。

私たちが普段意識せずにおこなっている呼吸は、
実はダイエットと密接な関係があります。

正しい呼吸法を身につけると、脂肪が燃焼しやすくなり、
気づいたら何もしなくても痩せやすい体になるといわれています。


鼻から吸って鼻から吐きだします。
まず吸った時に、下腹部が8割ほど
ふくらんだところで一度息を止めましょう。

その後、また鼻から吸って限界までふくらませます。

次に、鼻からゆっくり糸を出すようなイメージで少しずつ息を吐きだします。

完全に吐きだしたと思っても、
実はまだ肺に空気が残っていることがありますので
さらに最後まで出し切ってください。


1呼吸につき12秒間はかけるのがルールです。

下腹部をしっかりふくらませ、しっかりへこませる、
つまり腹式呼吸が大切になります。

痩せにくい人は大体、胸だけで浅い呼吸をしていることが多いため、
正しい呼吸法をマスターして脂肪を燃えやすくしましょう。

 

ダイエットには食べる順番が大事です。

普段の食事を何から食べるかによって、
実はダイエットにつながることをご存知ですか?

基本は「野菜から先に食べる」です。

多くのタレントさんも実践していることで有名なこの「食べる順番ダイエット」、
とても簡単ですのでぜひとり入れてみましょう。

 
■食べる順番が関係ある理由

最近の研究により、食事中の血糖値の上昇と肥満には
大きな関わりがあることが分かってきました。

血糖値といえば糖尿病というイメージがありますが、
健康体の人でも食事をすることで多かれ少なかれ血糖は上がります。


血糖値が急激に上昇すると、体脂肪を合成するホルモンが活発に分泌され、
結果的に体脂肪を増やすことにつながってしまいます。

血糖値をゆるやかに上げるためには、先に糖分の少ない野菜から箸をつけ、
最後に炭水化物を食べるのがもっとも効果的です。


食事内容ももちろん大切ですが、同時にこの順番を守ることで、
太りにくい体を作ることができるのです。

 

■食べ方の例

まずは「いただきます」をしたら、
前半は野菜を食べることに集中しましょう。

これまで「三角食べ」が正しいと習ってきましたが、
ダイエットのためには先に野菜をやっつけてしまうことが重要です。


その後、お肉やお魚などのタンパク質に移ります。
それからご飯やパン、麺類などの炭水化物を食べましょう。


この方法を徹底しようと思ったら、自然と野菜が食卓に上るようになります。
また主菜もきちんと用意することになりますので、メニューとしても
バランスのとれたものになるはずです。


たとえば定食の場合、まずはサラダや付け合わせの野菜から箸をつけます。
お味噌汁のある場合、汁だけを飲むのもOKです。

次に味噌汁の具、お肉もしくはお魚、最後にご飯という流れになります。

カレーライスの場合も、サラダを用意することが大切です。

まずはサラダを食べてから、カレーに移りましょう。
焼肉の場合、サンチュや焼き野菜から食べ始め、その次にお肉、ご飯です。


たったこれだけの工夫ですので、誰でも簡単にできると思います。